xkcrx ・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・ 江戸時代後期に、一荷堂半水作、歌川芳梅戯画により刊行されたものです。
その内容は、庶民によく知られた諺を題名にして、種々の諺や故事・慣用句を使って、洒落や地口を仕組んだ戯文に、奇抜な戯画が添えられた通俗的読物です。
幕末の大阪庶民層の言葉、風俗、人情などが滑稽に表現されています。
題名「臍の宿替」の意味は「臍で茶を沸かす」・「臍が移動するほど面白い」の意といわれています。
具体的に、その内容のタイトルを記すと、金が子生・山出し娘・日を延ばす職人・焼け石に水・蛭に塩・金が敵・丸寐・盃を廻す三味線に喰われる太夫等々で、それに戯文と絵が添えられている面白い内容です。
この本の形態は、木版刷・17.5×11.5㎝判で、本文は17丁となっています。
詳しい事は分かりませんので、写真をよくご覧になってご入札下さい。