「アイリーンのとうろう」アリス館
著：柴田克子 イラスト：永井吐無
現在絶版もしくは重版未定

アイリーンはアメリカ人のパパと日本人のママをもつアメリカの小学生。
10歳の誕生日にママが大事にしている人形をプレゼントされるのを楽しみにしていたが、突然鼻血を出し入院から戻ると人形は消えママはそのことに触れなくなっていた。
人形の足の裏に彫られていた20年8月19日広島の文字。
秘密を探るうち、アイリーンはママが幼い頃原爆投下から13日後広島の町を歩いたことや孤児としてアメリカに渡ったことを知る。被爆の影響は戦争を知らない幼い少女を蝕んでいた。

こちらは図書館リサイクル資料になります。本体に保護用透明カバーコーティング、裏表紙をめくった部分に貸出票はがし跡と小さい紙製ポケット、裏表紙下部と背表紙下部にシール等あります。
上部に小さい点状のしみあり、小口に小さい館印がありますが薄くてあまり見えません。
本文に目立ついたみはみられませんがリサイクル図書ということをご理解いただける方に。

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